鍼とお灸の種類と説明
使用する鍼について
当院で行っている「鍼」の紹介です。「針」といえば、注射のように尖ってチクチクする物の様に思われがちですが、当院では接触鍼という刺さない鍼を主に用いています。
当院では筋肉や神経に刺すことで起こる変化よりも、皮膚上にある「気」に対して鍼をすることで治療します。
また、少ないケースですが皮下に刺す鍼も使います。この場合の鍼は使い捨ての鍼なので衛生的ですし、刺入する深さも0.1mm~5mm以下で効果を発揮しますから、痛みもほとんどありませんし、からだの組織を傷つける心配もありません。
鍼の種類
○鍉鍼(ていしん)

○ 毫鍼(ごうしん)

ステンレス製の使い捨て鍼でサイズは長さや太さはたくさんのサイズがありますが、当院で主に用いているのは写真にある、長さ3㎝、太さは0.16mmのものです。
ちなみに髪の毛は太い人で0.15mmくらいだそうです。
使い方は皮膚に3mmほど刺す「切皮」(せっぴ)と呼ばれる技法を主に用いています。
ツボに鍼を刺すことで皮下にある営気の流れを良くし、血流の流れが改善します。
ていしんではやや動かしづらい深いところにあったり、長い間病んでいる患部の気の調整の際に用います。
また、鍼を刺したまま動かすことで患部の痛みをよくする「運動鍼」にも用います。
○ 小児鍼(しょうにしん)

○円鍼(えんしん)

小児鍼としても使用することがあります。
○饞鍼(ざんしん)

この鍼を使うと気の渋滞が緩和されて経絡の流れがスムーズになります。
○皮鍼(えんぴしん)

円皮鍼は絆創膏のような丸いテープに長さ1mmくらいの鍼がついています。
それを家に帰ってからも1日から次回の治療までの間、つけっぱなしにしておくことで
患部の血の流れをスムーズにし、しつこいこりや痛みをやわらげます。
使用するお灸について
お灸は蓬(よもぎ)を原料にした艾(もぐさ)をひねって成形したものです。
よもぎはヨーロッパではハーブの女王、漢方では艾葉(ガイヨウ)と呼ばれ、効能の高さから、昔から重宝されてきました。
お灸に含まれている成分がツボから浸透することで、温熱効果はもちろんのこと、消炎作用や副交感神経を刺激するので、炎症を抑えたり、内臓機能を高め、リラックス効果や回復力を高めます。
当院のお灸は米粒のように小さくした透熱灸(とうねつきゅう)と、手の小指の頭くらいに円すい方に作った知熱灸(ちねつきゅう)という2種類のお灸を使い分けていますが、どちらもほんのり温かく感じるように施します。また、ご希望やお身体の状態をみて、自宅でのお灸をお薦めしています。
お灸の種類
上質のもぐさを米粒ほどの大きさにして、ひとつすえたらその上に重ねてすえていきます。
透熱灸はお灸の熱の浸透性が強く、深い場所のコリや慢性病の疾患によく効きます。また、ツボの特性に作用して症状を改善します。
感じ方としては「ほわっ」とする温かさになるようにすえています。
腰や足などにすえるとぽかぽかと温かさがしばらく持続することもあります。
○知熱灸(ちねつきゅう)
お灸の動画はこちら
透熱灸はお灸の熱の浸透性が強く、深い場所のコリや慢性病の疾患によく効きます。また、ツボの特性に作用して症状を改善します。
感じ方としては「ほわっ」とする温かさになるようにすえています。
腰や足などにすえるとぽかぽかと温かさがしばらく持続することもあります。
○知熱灸(ちねつきゅう)
お灸の動画はこちら
透熱灸よりもやや粗く精製し、火をつけた時の温度が高くて燃焼時間が長くなるようにしてあります。
使い方はもぐさを小指の先くらいの大きさの円すい形に整えてすえます。火をつけて半分くらいまで燃えてくると温かさを感じます。さらに8割くらいまで燃えてくるとちりちりと感じるくらいの熱さになるのでそこで取ります。取るタイミングは施術者が決めることもありますが、皆さんに教えてもらってとるのが一番良いです。
透熱灸と比べると比較的表面や幅広い範囲に熱が広がるのを利用して、軽いコリや急性の痛み、捻挫、腫れなどに用います。
○自宅灸
自宅灸は間接灸ともいわれる台座のついた誰でも手軽にできるように工夫されたお灸です。
写真は当院でも販売しているせんねん灸のレギュラー(写真左)、煙が出ずにおいの少ないタイプの灸も置いてあります(写真右)。
自宅でお灸をしていただくと治療効果もより高まり、早く症状が改善されたり、セルフケアもできるので多種の症状の治療や予防にも効果を発揮します。
お灸をすえるツボややり方は丁寧にご説明いたします。
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使い方はもぐさを小指の先くらいの大きさの円すい形に整えてすえます。火をつけて半分くらいまで燃えてくると温かさを感じます。さらに8割くらいまで燃えてくるとちりちりと感じるくらいの熱さになるのでそこで取ります。取るタイミングは施術者が決めることもありますが、皆さんに教えてもらってとるのが一番良いです。
透熱灸と比べると比較的表面や幅広い範囲に熱が広がるのを利用して、軽いコリや急性の痛み、捻挫、腫れなどに用います。
○自宅灸

自宅灸は間接灸ともいわれる台座のついた誰でも手軽にできるように工夫されたお灸です。
写真は当院でも販売しているせんねん灸のレギュラー(写真左)、煙が出ずにおいの少ないタイプの灸も置いてあります(写真右)。
自宅でお灸をしていただくと治療効果もより高まり、早く症状が改善されたり、セルフケアもできるので多種の症状の治療や予防にも効果を発揮します。
お灸をすえるツボややり方は丁寧にご説明いたします。
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治療院の2階に新しい治療スペースを設けたので是非ご利用ください。