刺さないはりで治す不思議な治療 
はり灸あうん 
(予約制)
 TEL 0470-67-4825
    千葉県いすみ市岬町井沢256-6
 診察時間 
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 定休日 日、水、祝日
(その他休診日有)

つわり

 

妊娠の喜びもつかの間、つわりが始まってしまうと気持ちもからだも辛くなって、妊娠した喜びを超える苦しさが毎日続きます・・・
 
「体調不良を気にせず、楽しく穏やかなマタニティライフを送ってもらいたい」という想いでつわりの治療成果が向上するように力を入れています。
 
当院では経絡というツボとからだを繋いでいる気の働きを調整することで、つわりを起こしているからだを改善します。
 
治療後は人によっては初回の治療後から吐き気が無くなり、食事を美味しく食べられるようになったり、相談の多い「よだれ」が減ったり、気分が良くなったりと劇的な効果を挙げることもしばしばあります。
 
初回で効果が出なかった方も、適切な治療回数と生活指導で多くの方が改善されています。
 
 
「妊婦への鍼灸治療は一石三鳥」
つわりのみならず、妊娠中に治療を行うことは、今ある症状を改善するだけではなく、出産に向けた身体の調節や、お腹の中にいるうちから子供の治療ができるのも当院の治療の特徴です。母体の状態を良くするという事は、お腹の中で育っている胎児にもよい影響を与え、病気にかかりにくい元気な子供が生まれてきます。
 
「原因」
妊娠をすると胎児から生命力による熱生じます。その熱が胃に負担をかけることでムカムカや食欲不振や吐き気、嘔吐、唾液の分泌異常などを起こします。
また、胸や心臓に熱が集まると、精神不安や動機などを起こしてさらにつわりを辛く感じさせてしまいます。
 
しかし、胎児から発生した熱は生きている証であり決して悪いものではありません。
病院やその他の医療機関で「病気ではないから辛抱してください。」と言われてがっかりする方もいるようですが確かにそうなのです。
しかしひどい場合には妊娠悪阻(にんしんおそ)となり、入院や点滴などでなんとかしのぐなど、症状としては危険なことになり得る場合もあります。
 
治療目的としては、胃や胸に熱がとどまらないようにこころがけます。
 
 
「治療」(一般的な例)
まず脈診を行い、どの臓腑にどんな影響が及ぼされてつわりになっているのかを調べ、手足のツボを探します。
ツボが決まったら鍼をします。鍼をしているのかわからないくらいのソフトな刺激です。
その後はうつぶせになり、肩、背中、腰、ふくらはぎなど反応のでている箇所に鍼をしていきます。こちらもソフトな刺激です。
次はお灸です。診断によってお灸をすえるところは変わりますが、背部より始めます。基本は硬いツボの反応を見つけてその反応をとります。
他には臓腑に関連するツボにお灸をします。
足の裏に「裏内庭」というツボがあり、治療効果のある場合はお灸が熱く感じないので、熱く感じるまですえます。
仰向けに戻って胃に関係のある「足三里」、胃や気持ちを落ち着かせる「内関」にお灸をしますが、反応のない場合は行いません。
最後に脈をみて終了です。
 
 
ツボ治療のアドバイス」
つわりに効くツボで「内関」、「裏内庭」、「足三里」、「膻中」というツボがあります。押したり自宅で灸をすると効果もありますが、「ツボは効くものではなく、効かせるもの」という言葉があり、場所がずれていたり、すえ方が違っていると思ったような効果を発揮しません。場合によってはのそツボがあなた自身には効果のない場合があります。しっかりとした技術を持った鍼灸の先生にツボの反応をみていただいたうえで自宅でのマッサージやお灸をすることをおすすめします。
 
 
「予後・治療間隔」
治療間隔は症状が激しければ週2回の治療を行います。さほどひどくなければ週に1回です。回復してくればもっと間隔を空けていきます。
また、人によっては自宅灸をお願いしています。
つわりのお灸と同時に、安産と胎児治療(アレルギーや風邪などをひきにくい元気な赤ちゃんとなって生まれてくるようにする治療)のお灸も同時に教えます。
 

症例4

 
Kさん  30代 女性
初診日 平成27年4月
主訴 食べづわり
随伴症状 肌あれ、体重増加、便秘
 
問診
妊娠6週目から軽いつわり、9週目からひどくなり、夕方以降は食事ができないくらいえづいたり吐く。朝の空腹時もつらい。日中はなんでも食べられる。外出ができなかったり家族の食事が作れないのがつらい。
 
治療
お腹全体の硬さが目立つ。舌診では胃腸の衰弱が目立つ
脈をみると脾の脈が硬く緊張し、熱もこもっている。
内関に営気の手法と肩や背中、腰回り全体に接触鍼で気を流す。
 
2回目(前回より8日後)
治療後2日間は良好だったが、ここ数日は調子が良くない。しばらく実家に行ってたときは調子が良かった。のどの奥のつまり感がある。
 
3回目(前回より4日後)
調子が良い。空腹時のむかつきがある。精神的な不安が減る。朝食中にドーキ、疲れやすい。顔のむくみ。
 
4回目(前回より7日後)
外出が気軽にできるようになる。家族の食事も作れる。気持ちが明るくなった。
※本人と相談の上、つわりの治療は以上で終了
 

症例3

 
S.Tさん  35才 女性
初診日 平成25年1月
主訴 つわり
随伴症状 足冷え、のぼせ 首と肩のこり 便秘
 
問診
妊娠初期から5か月目の現在までつわりが続いている。食欲が無い。初期はずっと胃のむかつきがあったが最近は食後に悪い。疲れると悪くなりやすい。
果物、ゼリー、うどんなどは食べやすい。排便は2、3日に一度。
 
治療
胃の上部が張っている。ここが張っていると食べ物を受け付けないで食欲不振や食後に吐いてしまう。
脈をみると脾の脈が虚しているので補法をするがまだ陽気が足りないので三焦の陽池穴とに衛気の補法、さらに脾胃を温めてくれる中焦を補うために天枢に衛気の補法。
 
2回目(前回より5日後)
つわりはほとんど変わらない。便秘肩こりも同様
 
3回目(前回より6日後)
つわりは少し回復してきた。寝ているときにむかつきを感じやすい。
 
4回目(前回より7日後)
食欲がでてきたのはよかったが、たくさん食べるとむかつきがある。 便秘は解消
 
5回目(前回より14日後)
つわりは良好。今日はむかつきがある。
 
6回目(前回より14日後)
食べた後に胃に少し不快感があるが良好。
 
 

症例2

 
S.Sさん  32才 女性
初診日 平成25年5月
主訴 よだれつわり
随伴症状 胃もたれ、口が苦い、便秘
 
問診
妊娠15週目。9週をピークに吐きつわりは良くなったが、10週後半からよだれつわりが出る。
約1か月、1日も休むことなくよだれがでている。飲みこめない。
 
治療
胃の辺りが硬く、熱感を持っている。首肩背はこりが強い。脈をみると胃腸を働かせている脾に湿の邪が多くあるので脾の水穴(陰陵泉)にてい鍼で営気の補法を行うことで、胃にある余分な水をとり、唾液を減らすとともに、胃の働きを改善する治療を行った。
 
経過
2回目(前回より4日後) 胃が軽くなる。少しの時間だが唾が出なくなる。唾液が飲みこめるようになる。口が苦い時は唾も飲みこみにくい。
3回目(前回より7日後) 唾液はでるが飴などでしのげる。口の苦みも回復中。食欲が出てきた。便通は変わらず
4回目(前回より7日後) 唾液は無くなる。口の苦みも回復。食欲と便通も良好。
 
 

症例1

 
Sさん  20代 女性
初診日 平成26年5月
主訴 よだれつわり
随伴症状 吐き気、便秘、冷え性
 
問診
妊娠5週目からムカムカ感が起こり始める。
8週からは10週目には吐くことが多くなる
10週目からはさらによだれが食後に500mlのペットボトル一本分くらいでるようになる。
手首のツボにバンドをしたせいか、13週目からは吐くことは減ったがよだれが続く。空腹のときは比較的楽。
 
お腹は空くが食べると全部吐いてしまう。
 
 
治療
胃腸に水が溜まっているとみて、脾経の水穴である陰陵泉にてい鍼で皮膚に軽く接触させる。
 
経過
2回目 一週間後
前回の治療の後からは食事をしても吐くことは一回だけだった。よだれも減って、夕食時に少しでる程度に落ち着いた。
 
3回目 一週間後
よだれは出ていない。ごはんもおいしく食べれている。