はり灸あうん 
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チック症

 

 乳幼児や小学生がまばたき、首振り、咳、顔をしかめる、口をすぼめる、肩上げなどを行う癖のような行動を起こした場合はチックの可能性があります。自然に無くなることもしばしばですけど、気になるときは小児はりがよく効きますのでご相談ください。

「原因」
大人になる前は身体のいろんな組織や機能が未発達なのが当たり前です。
子供は大人が思っている以上に周囲の環境や他人の感情の変化に敏感です。
体を動かしている筋肉には自分の意識で動かせる随意筋(ずいいきん)と自分では動かせない不随意筋(ふずいいきん)があります。
チック症は脳から命令が随意筋に伝わる神経の伝達の異常な興奮として考えています。
 
「治療」
脳の興奮を鎮めることで症状が改善していきます。
チック症のある子のほとんどは肩やその周辺の皮膚や筋肉が緊張しています。皮膚と脳のつながりは最近とくに注目されています。
この皮膚の緊張を緩めることで、脳の異常な興奮を鎮めることで本来の神経伝達を行い回復していきます。
また、症状が起こる前の環境などの変化も考察し、引き金になっている問題も改善するべき場合には保護者の協力も大変重要になってきます。
 
「予後・治療間隔」
子供の体質や環境によって変化しますが、週一回か2回の治療を1ヶ月行います。
その後は症状の変化をみて間隔を変えていきます。
回復後は再発予防のために2週間に1回か1ヶ月1、2回ほどの治療を続けていけば万全です。
 
 

症例1

 
Aちゃん  3歳 女性
初診日 平成27年5月
主訴 まばたきの異常
随伴症状 イライラしやすい
 
問診と望診
しばらく前から目を気にしだす。保護者が撮影した動画をみるとあきらかにチックによるまばたきがある。
幼稚園に通いだしてから症状が出始めた。
 
治療
首肩の筋肉のこりはさほど強くないが皮膚の緊張はある。軽めの刺激が良いと判断して小児鍼で全身の流れと肩のつまりを良くし、太敦(肝の井木穴)にてい鍼で営気の補法をすることで頭の熱を下げる。また、季節に自律神経を合わせる治療も行った。
 
経過
2回目 症状はさほど変わらない。機嫌はいつもより良い感じ。
3回目 治療後2、3日は症状はでなかった。チックがでているときも前ほど気づかない。
4回目 チックはでているのかわからないくらい減った。今朝は目がかゆいというので目薬を使う。治療後は「気持ちよかった~」と本人も喜ぶ。
5回目以降 症状は無くなった。現在は予防と健康法で月に2度ほど来院中